ちょっと継いでみない?

パックロッド愛好家が言いたいこと言っとくブログ

2024.4.3~4&10~11 中禅寺湖

というわけで今年も中禅寺湖

噂には聞いてたものの激ヤバ減水...

これが吉と出るか狂と出るか

ブレイクが一段なくなったというか遠くなったというか

個人的には金谷ワンドから奥の方はブレイクがすぐそこなので

ミノーやビッグベイトの釣りが全域で成立しそうだなと

ここから5月にかけてのベイトの入り方に期待

 

今年はあまり奇を衒うことなく”そこそこトラディショナルな釣り”へ

釣法はかなり手堅いもののそれらをほぼベイトのみで展開

※スピニングの道具立てが間に合わなかった...

 

今年のコンセプトは”1日フィールドを見る”

気を失いながら午前中に詰め込むのはやめてしっかり休憩を取るスタイルに

4時の実釣開始から2時間(長くても3時間)に2時間の仮眠(長くね?)を1セットに

一般的にこの湖の地合と言われる時間帯に実釣の半分は重なるであろう魂胆

 

ポイント、タックル、ルアーは都度変えて自分に飽きのこないようにw

 

朝のプライムタイムは難しいことを考えずにこちらを巻き巻き

4時20分...

 

ファーストフィッシュはいいサイズのブラウン

掛けた瞬間にレイクじゃないのは明らかだったのでレインボーのスレかと思ったw

この時間のシンキングシャッドはある種のボーナスタイムでありくじ引き感あるので

大きいのから小さいのまで何が来るかわからない

そのあとは一切なにもなく

 

 

今まで物理的に触れなかったブレイクを確認できるということで

重めのジグを中心に沖を爆撃w

STEEZ AとVARIAL. 87の組み合わせがともかくしんどい...

34mmでは完全に回し切ってしまうし遠投先のボトムをこのハンドルでやるのきつい

それこそ朝一のシンペンをゆらゆらさせる釣り、ショートピッチのミノーのただ巻き

あたりはまさにコレだろというところで

 

翌日にはアンタレスDCとナイロンリーダーにすることで解決

ハンドルを95とか100にすればいいってわけではなく単純にスプール径的に

しんどいのではないかと予想

 

使用ロッドがHに近いMHなためDCブレーキのほうが相性がいい

 

心折れそうな雨の中活性が上がることを期待してビッグベイト場へ

 

 

魚をちらほら見えるもののテンション低すぎ〜ということで風邪ひいてもアレなので

ホテルへ撤退...

 

翌朝は目の前5mほどでヒットしなす術なくオートリリースw

今まで2つ目になっていたブレイクが実質目の前になるので特に朝一は最後まで

巻き切るのが重要と...

 

レイクの捕食が遅い&助走距離が長いためイライラするw

 

新色のチェックも兼ね船着場へ...

この色が強烈にやばいことを確認し5月に一発で決めるためセッティング出しも

 

チェイスかあったもののけっきょくフッキングには至らず

 

そして極寒の翌週へ!

いろは坂は凍り車内は曇り、お腹は痛くなり...

地獄のような時間を迎えいつものシンキングシャッド巻き巻き...

中レイクでこちらも解禁

わちゃわちゃしてる間に身の回りにあるものが凍っていくw

釣りにならないレベルといってもいいぞこれは!

糸が出ていかないためフォールの釣りもできず早々に撤退

暖かいトイレも兼ねて駐車場へ

お気づきになっただろうか?

半分以上凍ってるのだww

後から聞いた話だと朝一は全域凍ってたため数十回転びながら釣りしたとか...

ここ数年はここまで寒い日の釣行はなかったため久しぶりに山上湖の洗礼を浴びた

 

第一週はポイントチェック

第二週はタックルセッティングのアジャスト

 

聞こえが良いように言ってるだけで単純に釣れてないだけw

 

来週へ続く...

 

 

 

パックロッド再再考

いつまでロッドを買い続けるんでしょうか?

一応ジェットセッターで去年は幕を閉じパックロッドはこれでいいなと...

 

んなわけないだろ!

 

ただしこのモデルだけは次世代的なブランクスになってるようで使い続ける

69Cがダブルフットなら...60Cのグリップの接合がもう少し良ければ...

86Cにもう少しハリがあれば...

R-指定と晋平太のバトルにあった言葉選びのよう

 

少しリセットする意味でも1ピース(グリップジョイントも含む)を旅に出すかと

全く候補から外してたモンストロ”G”の登場

直感的にイケるのでは?という謎の自信

(この後75HCも買ったw)

 

そもそもなんでこんなハイパワーなロッドを買ったかというと...

確実に君のせいなんですわw

DRT KLASH GHOST

イメージができちゃうとすぐ行動に移しちゃうフットワークの軽さを恨みたいw

HAMAさんのMOMENT(写真のがそれ)が1000gとoz表記でいくと30oz

背負えるヤバァ~なスペックながらショートレングスのため

タメが効く長尺は必要ということでMonstruo”G” 82XXHCを導入

 

そして沖縄へw

気候的にあまり好きじゃなさそうだし、食べ物もけっこう苦手だわと言いつつ

未知の釣りをするならやはりここだろということで

2m超のバズーカを持ってww

いや邪魔だわw

ロッド袋に入ってるぶんにはたいして邪魔にならないもののバズーカは無理w

万が一旅先で女の子を乗せることがあっても無理だぞこれw

JALなら簡易的な袋でも専用箱に入れてくれるのだがスカイマーク

空港によって用意が違うらしい(行きと帰りで箱の有無わからないのはマズイ)

 

ソルトで使うことを考えると車に入れっぱなしというわけにもいかず

ある程度流水で流すなどで部屋持ち込もうとするとこれは邪魔であるww

わかっていたものの実際にやるとめちゃくちゃ面倒いw

 

ただし重量だったり物理的に継ぎ数が少ないことによる安心感

操作性の良さだったりは当然のように良いわけでどちらを優先すべきか...

 

と同時に繊細寄りなパックロッドはサイズは小さくまとまるものの

適当にバッグに突っ込むわけにいかずサイズの割に過剰梱包になりがち

このあたりはモンスターキス・フエルコあたりがバランス優れている

雑な言い方するとそこらへんに投げて誰が踏んでも大丈夫な雰囲気あるw

 

さて次どうするよということで...

スーツケースには入らないけどマルチピースでそこそこ片手で持てる携帯性の良さ

80~100cmぐらいのロッドで試すことに

別の釣り(関東圏)で使用したかったのもあってFishmanを導入してみた

昨今のパックロッド的な仕舞寸法ではないものの3pcsということで携帯性は◎

 

マルチピースは短ければ良いってもんでもなくて搭乗までの暇つぶしでラウンジとか

にいるときって50cm以下のものって逆に置き場所に困る

バックパックに挿すとこがあればそれでも良しだが...

100cmって絶妙に立て掛けることができるし迷惑になる長さでもないなという印象

折り畳み傘だと入れどころ迷うが普通の傘ならちゃんと手持ちだよねと

 

あと預け荷物の際に”釣り竿”であることが対外的にわかりやすいのも100cm前後

パックロッドに関して認知が進んでると思うのはコチラ側の都合でまさかこんな

短い棒がロッドだと思ってないのが正直なところだという印象

ある程度安全に輸送をお願いするなら「あぁこれは釣り竿ですね」っていう

アピールも必要(国内限定)

そのあたりも含めて50cm以下で堅牢な作りのモンスターキスはすごいなと再確認

 

一応今シーズンはFishmanで遠征はやっていく予定

なんとなく北海道遠征時の道具立てはイメージできたところで唯一足りないと

思うのはKLASH GHOST振り切れるモデルかw

 

サメは掛けたんだよサメは...



 

2023年使って良かった釣り具とか

そうよくある年末のまとめ記事である

 

年明けにあったタックルタックルが全て入れ替わってたり同じリールを

3回買い直してたりとバカげてるがそれもトライアンドエラーってことで

 

SHIMANO 23アンタレスDCMD

21アンタレスDCがメインになるかと思いきや、今年一番使ってたリール

下は10gから上は4ozまでと守備範囲が超絶広い

21でもできないことはないものの、太糸を巻ける点から考えるとDCMDに分あり

サイズはこちらのほうがデカイはずだが表面の仕上げのせいなのか

こちらのほうがしっかり包み込める気がする

GOLDWorksでオールベアリング交換だけで見た目純正を貫いてたが...

必要に駆られバリアル化ww

 

MEGABASS CK-710EXHC

今のところトータルでこれを超えるショアでのビッグベイトロッドには出会ってない

デストロイヤー由来の粘りとハリのバランスが絶妙なブランクス

ナイロンを入れたカルコンで使った時はピンとこなかったがさすがのシーバスロッド

PEで使った時のセッティングの妙よというところ

不満があるとしたら、タイニーには少し強すぎ&グリップ長い(けっこうあるやんw

このロッドのおかげで中禅寺の魚はキャッチできてる

ここから完全に加速してしまいビッグベイトロッド探したの旅へww

今フェイズ7ぐらいまできてるw

 

DRT KLASH9(TOKYO GOLD)

ここから全て始まったし狂わされた

中禅寺のビッグベイターがTiK投げる理由が自分にはわからずK9こそがと思ってる

グライド幅からスピード感が完全に食性にドンズバ

餌だと思ってるのは明らかにこっち

TiKが強制的に喰わせてるとするとK9は魚がいればナチュラルなバイト

DTKは知らないwww

 

なんとなくビッグベイトの1%ぐらいがわかったところで他のルアー買うのやめたw

 

しかも圧倒的にコンフィデンスを感じるのはこのTOKYO GOLD

好きな色を基本的に使う中でもこれは理論的にもしっかりしてるのでまたの機会に

 

ssylabel モーダグラマー(毒ガエル)

中禅寺のスプーンはこれだけで良いよというぐらいに自信の一品

リトリーブで釣ったことは一度もなく全てボトムバンプ

ルアー自体の能力が異常に高いもののタックルセッティングがけっこうシビア

バチっと決まればかなりオートマチックに使える

これも来年しっかり落とし込んでまたの機会にww

 

DAIWA ハートランドリベラリスト863M+RSB-23    

どう考えても中禅寺湖のために作られたロッドだと思ってたw

とにかく一般的な湖のトラウトフィッシングに完璧なレングス・ウェイト・テーパー

これコルクグリップとかで渋いデザインにしてたら売れるだろうなw

意図的にダルくしてる部分がありそれが「気持ちいい」と感じさせるのは

村上さん流石っすとしか言いようがない...

シーバス・ロックフィッシュ・トラウト・バスまで網羅できるスペックなので

もし日本を1本で釣り切れと言われたらこれ

 

DAIWA スティーズAⅡ TW

34m径のベイトリールの中で圧倒的No1

なにより夜中に細PEでフルキャストしてバックラッシュする気配のないリールw

もうそれだけでチョイスする意味がある

DCMDと迷うとこだけど一つだけ選べと言われたらやっぱりコレ

ダイワの実釣主義なところに最近は巻き感とか入ってきてるからえぐいw

なお事情により3回買い直してるwwwww

今年一番魚を掛けてるのもこれ

 

ジェットセッター58C KAWASEMI [翡翠]

同社の69Cもめちゃくちゃいいロッド

これはブランクスも次世代型となってのアマゾンシリーズの一発目

意外とありそうでないのがざっくり4ozまで投げれるショートロッド

めちゃくちゃ強いかめちゃくちゃ弱いのはわりとあるw

基本的にこのレングス求められるのってペンシルが多いから仕方ないのか...

よどみなくいい感じで曲がっていくのでキャストそのものが楽しいロッド

ある意味冒険用品らしさのあるロッドかもしれない

開発の話を聞くにわけわからんグルーパーも相手にしてるのでボートロックあり?

道内の河川をやるときはこれでOK

1oz切ると正直しんどい感あるのでここはリール変えるべきかな

 

58Cと69Cでやりたい釣り網羅できるけど硬い8ftをジェットセッターで出して欲しい

 

 

Patagonia ブラックホール各種

去年から使ってるけど遠征には欠かせないバッグ

パッキングの自由度の高さ、濡れ物が多い中での防水性、軽さに対しての丈夫さ

少なくとも国内の遠征にスーツケースは不要だなというところでこの手の

防水バッグは最適解の一つ

とりあえず全部突っ込むのもあり、インナーケースを入れてシステム化もあり

とにかく使い勝手の良さが光るシリーズ

昔のものは加水分解が酷いらしいが現行のモデルは対策済みのよう

機内持ち込みはMLC

こちらにはタブレットとリール、着替えを入れておくことが多い

ウェーディングを伴わない釣りであれば横にロッドを挿して最低限のルアー入れて

これだけで釣り旅も可能(やったことないけどwww)

このMLCは30と45の展開があるが圧倒的に30がオススメ

45は実際に使える容量がたいして増えておらず(ロッド的に言うと有効レングス的な)

構造も異なるためフルで使える30が間違いない

通勤やちょっとした出張にも使えるサイズ感なので釣り問わず出番が多い

 

 

これ以外にも死ぬほど釣具もギアも買ってると思うがいまいちだったものも

星の数ほどいるわけでしてww

特に今年使っててストレスがなかったものをリストアップ

 

今年一番良かったのはお前だよwww

 

2023.10.9~12 道東トレイル(おまけ釣行あり)

正直日程がタイトすぎて帰ってきてからの記憶がない遠征w

仕事終わりに羽田の夜便に飛び乗る

完全に時間配分を見誤りチェックイン時間締め切りジャストで走る走るww

機内に入って病人レベルの冷や汗で死ぬかと思ったw

なんとかレンタカーをピックアップ

ここから眠気との戦いである

というか死ぬほど雨が降ってて高速でハイドロプレーニングが延々と続いて

道東まで辿り着けるのか不安になりつつコンビニにも寄れずクソ冷たい缶コーヒーだけw

初日(正確にはマイナス0.5日目みたいな感じ)から地獄のような大移動

行けるところまでと思っていたものの完全に心が折れて帯広のホテルで仮眠

当然ホットシェフなんかない時間帯なので手当たり次第に弁当をチョイス

この後、死んだように眠るw(よく起きれたと思う)

とりあえず阿寒スタート予定だったので来てみたものの...

圧倒的雨

やれやれだぜ!

いや釣りできる雨じゃないっすwwww

とりあえず前日からの体力消耗もあるので仮眠とトイレを繰り返すw



ここで今回の遠征パッキング

完全冒険用品リスペクトのセット

左のパタゴニアは100Lのホイールダッフル(中にプレデターのXLもあり)

ロッド周りは冒険用品のプレデターバッグにぶち込み

ウェーディング込みの多魚種狙いの遠征の一つの正解はこれ

車に載せてしまえば天国なもののこれで空港を歩き回るのはけっこう死ぬw

さすがの雨の中でほぼ全区間貸切状態w

スプーンなども持ってきたもののルアーチェンジがめんどくさかったためタイニーだけで

明らかに反応あるものの最後までは食い切らない

やはり流れの釣りは苦手w

 

うん、ちょろっと湖も触ってみたもののこれはモチベーションが保てない

 

というわけで友人アテンドで熊の巣窟へ...

4本全てが強いタックル

それぞれに個性が垣間見えるのがやはり面白い

69Cを初投入してみて全体的に張りがあるので湿原河川のバックスペースが取れない

フィールドもティップの先でキャスト(推奨はされてないと思う)も可能

バスでいうところのジグロッド感があるので(使ったことないけどw)おそらく

スプーンをボトムで転がす釣りも対応可能かと!

ジェットセッターを一気に買い揃えた中でも最も異質であり馴染めた番手

後々使ってみてわかるところで硬さがしっかりある分ジグを振り抜いて投げるのも

意外とイケることが判明

正直7.5ぐらいは長さ欲しいものの補って余りある感じ

1本だけ旅に持ってくとしたら今のところこれ一択

 

特になにも起きず撤退

 

ナイトロックもやってみるものの撃沈

この時点ですでに体力ヤバくなってるw

2日目はメインイベントのヒメマス狙いで湖へ

事前の情報で全く岸に寄ってないと聞いてはいたものの...

来てみたら寄ってないってレベルじゃないぞコレ

ちょっと重めのルアー持ってきてるもののこれは相当沖に投げないと感が...

 

いくつかバラシあるもののけっきょくこの一尾だけ

なぜいつも難しいタイミングに当たってしまうのか

そして川へ戻る

もはや完全に色に依存している気がするがどうしてもこの色で釣りたいとキープキャスト

反応はあるものの最後がうまくいかない

難しすぎるぜレインボー!!

けっきょくいろいろ撃ってみるもののやはり体力が限界ww

いつもの聖地へ

エルホリ80あるのか...

もはやファストフード感のあるなごやか亭

ここで飯の大半がセイコーマートだと気づくw

翌日にロックフィッシュをやろうとしたものの無事寝坊してゆっくり千歳行き

とにかく終盤の記憶が全くないw

 

 

そして、時は経ち一ヶ月後...

 

新千歳再訪wwwwww

ライト釣行のためしっかり北海道飯を食べていきたい

しかし知る由もなかった

この後ひたすら釣りすることをw

これは最後の晩餐になるかもしれなかったジンギスカン

始まりの朝はいつも緊張する

まさに自分が100%信頼をおけるTOKYO✖️TOKYO

こちらも3時間ほどやってみるも....

 

無!!

 

やっと北海道らしい寒さが出てきたところで味噌ラーメンの投入

神よ、我を救いたまえ

絶対一人では入りたくないと真に誓いながら突入

ぬるぬる斜面を下っていく現地民やっぱりおかしいよww

またもやこだわりのカワセミ

明らかに他の色の方がいいんだとわかっていながらも頑固なキープキャスト

 

無!!

 

えぇそんな気はしてましたw

ただしこの色でしっかり反応が得られたことは収穫

あの色投げとけば釣れただろってのは絶対あるけどそういうことじゃないんでw

↑そういうとこやぞ!

無事生き残り帰路へ

 

 

 



 

 

 

 

 

 

印象的だった&う~んだったパックロッド(Monster Kiss編)

忖度なしで言いたいことを言ってみるシリーズ

 

今回はMonster Kiss編

 

パックロッドを専門でやっているメーカーでいくと今回のMonster KIssを含め

ここまで紹介した(する)3社が選択肢になってくるかと思うので一応コレで終わり

ジェットセッターを使い込んできたらそれはまた後で

 

MX-6

いきなり魚の登場である

モンスターキスといえばこのモデルかMX-7というぐらいの定番モデル

海外のとてつもなくでかい魚を相手にしているイメージがあるが写真のような

サイズ感の魚も楽しめるモデルの展開もある

実は20~30gあたりのミノーを飛ばせるパワーもあるのだが軽快に7gぐらいの

ルアーを小気味よく打ち込んでいける軽快さもあり!

小柄だけとちょっとむっちりした子(言い方ww

操作感もよく手の延長線上にあるしっくり感がやばい

うん程よい大きさってあるよね

載せるリールとラインのチョイスでとにかく使用感が変わってくる

MX-6にリールを3種類ぐらい(現行はスピニング用リールシートもある)帯同すれば

だいたいのフィールドはアジャスト可能では??

現在パワーを上げた兄弟機が2本出ているので隙がない...

 

ちなみに一番気持ちよかったのはちょっと強めのライトロックフィッシュゲーム

7gぐらいのリグでボトムを転がしてバイトがあったら送り込んでフッキングという

一連の流れが本当に楽しかった

相手がトルクフルであればあるほどこのロッドの良さが出る気がする

 

MV-55

MX-6でさすがに限界を感じる3g付近まで網羅しようというモデル

通常のMXシリーズと違いどちらかといえば張りのあるMVシリーズ

メーカーの文言をお借りすると乗せのMX-6・掛けのMV-55

感度もこちらのほうがビンビン(当社比)

流れに乗せて転がしていく釣りがMX-6だとするとこちらは流れを切っていく...

そんな印象のロッド

小型の魚と真剣に向き合って遊んでいくわりとマジメでオタク気質なモデルw

 

そして先に紹介したMX-6と併せてめちゃくちゃオフショアの釣りが得意なんだな~

いわゆるSLJからバチコンまでライトなジギングがこなせるブランクス

しかも投げたいときはもちろん完璧

互換性のあるグリップで釣り物に合わせてセッティングできるのは秀逸

 

MV-65
正直使いどころが一番わからなかったモデルww

わざわざこれにする必要性が生み出せなかった

ボートキャスティングとかだとちょうどいいいんだろうな~

MVシリーズの中でバーサタイル(真ん中のモデルがそうだと思うじゃん?)と

思いきや自分の使い方だと完全にスイートスポットがズレてる感じで???

ただ30gぐらいのメタルバイブをかっ飛ばしたときはめちゃくちゃ気持ちよかったww

もう少しだけパワーダウンしてもらえると使い勝手がいいんだが...

 

MV-75

メーカー公言するように雷魚ロッド

いや雷魚ロッド触ったことないけどwww

4ozを上限としたビッグベイトをそこそこ遠投できるパックロッドとしては

このモデルはけっこう貴重な立ち位置

4ozをオーバーヘッドでぶん投げる(この言い方が正しいと思う)

不安感なくビッグベイトの釣りを遂行できるかもしれない

魚を掛けることなく手放してしまったのでわからないが大抵の魚は瞬殺だと思うw

硬くしっかり振り切れるがゆえに1日中使ってるとけっこう体にダメージが来るw

 

MX-5S

やっぱりパックロッドのプロ達が作るショートスピニングって名作が多いのよね

MX-6をまさにスピニングに最適化したというようなモデル

やはりむっちりしたロッド

以前紹介したXTL-511とは対極にあるロッド

あちらがロッドの特性で操作感を出していくとすればこちらはとにかく

手足のように操れる一体感でそれを出していくイメージ

やはりMX-6同様トルクフルな魚を掛けていきたいと思えるロッド

モンスターキスのラインナップの中でも単純に釣りをすることが楽しいと

感じることのできる数少ないモデル(めちゃくちゃ誤解を招く表現)

 

MX-7S

探しに探して手に入れたもののなんか違ったw

苦労して手に入れたロングスピンはだいたい思ってたのと違う現象

ちょっと想像が膨らみすぎるのかと...

今思えばMX-6の血統なのかもしれない

全体的によく曲がる仕上がりにバットはしっかりパワーを残すという

やっぱり巻きなんだよな~

アクションもふわっと浮かすような感じでビシバシやるタイプではないと思う

リールシートがリバーシブルになってるのでロッドバランスが変えられるのだが

なんかいまいち合わないww

なんとなく使うシチュエーションは浮かぶのだけどこれじゃなきゃという決定打が...

ちなみにMX-9Sのグリップ周りを使ったverが評判いいらしい

 

MZ-7

なぜかフィールドで使った写真がなかった

こちらもメーカーの言葉を借りるなら「価格が死んだ」

正直なところ絶対的な価格は高いと思うw

ただ使ってみると確かにそれぐらいになっちゃうよねというところではある

仕舞寸法40cm以下・5~40g・6’6”ft

もうよくわからないよw

持った感じはかなり硬めなロッドという印象なものの負荷掛けるとしっかり

曲がるという使ってみないと本当にわからない系ロッド

あえて既存のモデルで表現するとMV-55のシャープさにMV-65相当のパワーという感じ

見た目の時点でかなりシャープなんだがとにかく操作性がやばいww

やりすぎだと思うレベルw

同社の中でもあまりにレーシーなモデルだと思う

やっぱりガイドセッティングだけでだいぶ変わるのよね~

これに一回り大きなガイドついてたらそれはそれで別物だったと思う

これで7ft超えてたら...天下取れてたのに...(個人的感想)

 

メタニウムスティーズ系のロープロリールが合いそうだけどBFS機もアリ

正直3gとかロッドが曲がらないんだがガイド抜けが凄まじく良いので自重があれば

ある程度飛んでく(スプール性能に依存するロッドだとも言える)

ただその手のリグを使って釣る魚を考えると若干オーバーパワーな気も...

 

メーカーの担当者の方に質問をしても的確な提案をしてくれるし現場で鍛えられた

モデル達だなという印象だったので一気に買い揃えたw

あと揃えないとグリップの互換機構が使えないので...

 

Monster Kissの印象

・仕舞寸法50cm以下へのストイックさ

・載せるリールは選ばない

・MZ-7を筆頭にガイド抜けが良い気がして軽いものも無理矢理飛ばせる

・かなりリールの良し悪しを求められる

・海外遠征多いから堅牢さはダントツ(壊れる気がしない)

・グリップの互換でえげつない程1本のブランクスで遊べる

・逆に複数本買わないと旨味がない(パーツ販売あるのかしら?)

・テスターが精力的に釣りをしてる様子が垣間見える

・ロングレングス(7ft台)が少ないためもう少し欲しいなというところ

・それぞれがそれぞれの組み合わせドハマリする可能性あり

 

モデルがこれだけある中で「使い方」の提案ができる点で飛び抜けてると思う

 

他社を例にすると...(個人のイメージです)

Huercoは「大体の釣りできるように作りましたんでとりあえずやってみてください」

TRANSCENDENCEは「そう!そういう使い方できるんですよ、言ってないけど」

SNS全盛の中で購入前にロッドを使ってるイメージが湧いてくるのはMonster Kissだけ

 

情報の取捨選択は必要だけど選択肢を広げてくれるという意味ではあれだけテスターが

レポートを上げてるのはかなり強みな気がする

TRANSCENDENCEはイベントで話を聞くとめちゃくちゃ情報量多いww

 

正直価格的には躊躇するところ情報があるのでなんとか買う決心が付くという側面も

 

 

はい!ここまで3社を中心に忖度なしで書いてきたものの...

全部手放した!!

 

では次のステージへ!

 

印象的だった&う~んだったパックロッド(TRANSCENDENCE編)

忖度なく使ってみた印象を書いていく(2023年版)

 

お次はTRANSCENDENCE編

 

ちなみに初期のラインナップを触ってるだけなのでここ数年一気に増えた

新作に関してはもう追っかけられないと感じ買ってません(買えなかった)

バトゥータ以降のラインナップに関しては「それ待ってたんだよ」というのが

多くて釣り具ってタイミング(時合)なんだよなと機会を失っている

 

Botia62S+

おそらく名竿中の名竿といってもいいモデル

少し強めのMLみたいなL竿(すでに謎である)

メーカー推奨だと3~14g

実際遠征で漁港をランガンしていくとまさにちょうどいいウェイト

5gまでのジグヘッドでワインドしたり8gあたりのメタルジグかっ飛ばしたり

場合によっては20gオーバーのジグヘッドワームを投げる

本当にちょうどいい

例えばHuercoのXT711でも似たようなウェイトはやれると思うものの

このロッドが優れてるのは「軽快感」

キャスト・ロッドアクション・フッキングまで全てが軽快

ソリッドティップも完全に入るタイプではなくショートにしているのも

適度に張りを出しつつも軽いウェイトのルアーも難なく飛ばせる絶妙なライン

ジグヘッドをダートさせながら掛けていく感じは歴代のパックロッド中ダントツ

この竿を通過点にバトゥータができてると思うと気になる

ちなみに73モードで使ってるため62は正直わからないww

強めのライトソルトがデキるパックロッドが大抵5ftぐらいのものが多い中で

このロッドの存在意義は大きいし、ほぼ一強という感じ

おそらくチニング・シーバスあたりに適性もあり

 

Currentes82S+

これで中禅寺湖の釣りできるっしょと思ったものの...

2回使用して放流へww

自分にはロッドのバランスがちょっと微妙でタックル全体に重量感を感じてしまって

いまいちフィットしなかった

全体的にボヨンとしたフィーリングで見た目から想像される精悍な感じとは

少し趣が違ってこれコルクグリップだったらまた印象違ったのにと思わなくも...

なんか巻竿って感じですw

良く言えばトルク感のある竿かも

それなりにウェイトのあるルアーをしっかり曲げて弾き飛ばす感じのロッドだと

思うので適合ウェイト下限あたりは楽しくないというのが正直...

これは投げてみて即合わなかったww

 

Pulchra62B+

Botia62S+と並んで金字塔みたいなロッド

メーカーの説明通りティップセクションはMLぐらい

バットにかけてHもしくはXHクラスの強力さ

顕著にそれが感じられるのがキャスティング時

ソフトなティップが十分に曲がり、強いバットで矢のように飛ばす

ぜひキャスティング時はタラシ0で!

タラシを長く取るとULのティップセクションが追加された感じちぐはぐするので

ティップをタラシだと思いながら振り抜くと随一と思えるぐらいのキャストフィール

 

ちょっとヤバいなと思うのはアルデバランBFSからアンタレスDCMDまで

リールとラインシステムでかなり幅広いウェイトに対応可なところ

ガチガチのベイトフィネスは難しいとしても5g前後のちょっとリール選択で迷う

ところでもまぁまぁいけちゃう

シャロースプール入れたメタニウムとかスティーズCTあたりのちょっとライト寄りな

セッティングもあり寄りのあり

逆に2oz程度であればビッグベイトも緊急的に投げれる懐の深さww

 

掛けてもソフトなティップが紙一重なとこでギリギリフッキングしてくれる

寄せるときは強靭なバットで!

身切れしやすい魚種や流れのあるポイントなどでは余裕で寄せられるので

シーバス・トラウト類にも適性あり

 

これだけ褒めちぎってるけどACSリールシートがどうしても無理だったww

 

LateBloomings510+

よくわからずビッグベイトデビューで買ったことを後悔してるw

今なら全く印象は違うのに...

なんというか珍しく尖ったところがなく普通をしっかりできる印象

普通とは何かを深く考えるw

Enhance65B+もラインナップにある今ラインシステムで選ぶべきか...

 

 

TRANSCENDENCEの印象

・基本は明確な魚種・釣法のイメージを具現化したモデルが多い

・汎用性は後付けで付いてくるがその汎用性がけっこうエグいモデルがあるw

・可変システムが特徴だけど実際現場で抜くわけにもいかずロングverが多い

・やっぱりACSリールシートはだめだわw

・パックロッド各社の中でも全体的にロッド重量は軽く感じる

・遠征用と考えたときに堅牢さは見た目に欲しい(なぜか華奢に感じる)

・EVAだったりコルクだったりと仕様に統一感がない

・使用感が1ピースや2ピースのロッド的というかプロ感が強い

・釣り旅というよりは真面目に遠征をするという感じのラインナップ

・ボツになったロッドも多いだろうなと思うぐらいテストの回数がすごいイメージ

・こういう風に使えたらいいなというよりこう使ってみろというメッセージ性

 

パックロッド界隈の中でも明確にコンセプトを感じるのでドンピシャでハマる

人であればこれ以上のメーカーはないと思える

 

自分が手放してしまったのは釣り旅に持ってくにはなんか気を使うという1点

なんとなくバッグに放り込むには「良いロッド」すぎるww

パックロッドとしてはもう少し図太さがほしい

ただし今のプロスペックな感じが魅力なのでこのままの路線でいってほしいw

 

パックロッドであるがゆえに諦めなきゃいけない部分はほとんど感じないメーカー

なので今現在やってる釣りをそのまま遠征先で再現性高くやりたい人にぴったり

 

Pulchra62B+とアルデバランBFSの組み合わせで釣れた変態的な汎用性の釣果w

印象的だった&う~んだったパックロッド(Huerco編)

忖度なく使ってみた印象を書いていく(2023年版)

 

まずはHuerco編

XTL511-5S

もはや言わずとしれた一番使い込んだモデル

ただ大変申し訳ないところで趣向が変わってきたので泣く泣く手放した

Huercoの中でもベストセラーといえるXT511を滋賀県長浜市のLUCKさんで

別注したのがこれ

ガイドでここまで使用感が変わるのかと衝撃的だった一本

ノーマルモデルを気に入っていただけに2本の違いが明確で興味深い

ざっくりというと「シャッキリ」そんな感じ

ノーマルはしっかり曲げこんで投げるという感じだがこちらはルアーの自重だけで

飛ばすような感じ(これは伝わりにくいww)

ブランクスにパワーを溜め込まなくても飛ぶ

とにかくシャープで軽快感のあるモデルに仕上がっていて操作系の釣りにも良し

掛け感が気持ちいいのは間違いないのだがPEと合わせるとかなりレーシー

実はフロロの2lbだったりのモノフィラにするとちょうどいい使用感

店主のコダワリが垣間見える別注モデルなので再販があればぜひ手に入れたい

 

XT711-5S

前述の511と併せて定番ともいえるモデル

もうちょいレングスがあってもいいじゃんと思うもののまぁそのへんは...

一言で「最強の器用貧乏」失礼すぎんだろww

できなくはないよねで済んじゃう絶妙なところ

基本的には巻いてくる釣りがメイン

操作系の釣りはできなくはないけど快適ではないw

おそらくこのロッドを初場所に持ってくと次来るときは別のロッドになってるw

良くも悪くも普通のロッドなので基準の1本としてはかなりいい

ある意味ベンチマーク的な存在かもしれない

個人的にはロッド全体のテーパー感がちぐはぐしてる気がして気持ちよくはなかった

パワーとテーパーのバランスが好きじゃない

後述の+モデルはバランス良い気がする

 

でもまぁこれ持ってくかという謎の魅力

Huercoのロッド全体に言える点として「特化してない」ここキーではないかと

できるとできないの境界線がめちゃくちゃ曖昧ww

遠征にとりあえず持ってくか~の緩いスタンスでいい1本

 

ちなみにこれを少し強くしたXT711-5S+があるのだが張り感があって好みの

人は多いのではないかなと...

ボトムで跳ね上げる釣りとか重めのジグでシューティングするのなら+はおすすめ

 

XT610-4C

もうとりあえずこれ持ってけばいいでしょというロクテンのMHロッド

2ozぐらいまでのビッグベイトも投げれるしワームの釣りそこそこ

ちょっと重めのプラグ巻いてるのが一番気持ちいいかなと

今思えばボートロックとかいいのかもしれない

ちょっとグリップ長いかなと印象はあるもののまぁいいかっとw

ビンビンのロッドではないので乗せる感じで実はバラシが少ないロッドでもあった

前述の511と711に加えこの610があれば国内でできない釣りはないかなという

やはり器用貧乏www

 

XT611-4S 

実は一番使用感が好きだったロッド

ちょっとレングス短いかと思うもののしっかり曲がってくれるので振り切るのが楽しい

711のちぐはく感が皆無でとにかく素直という一言

パワー系スピンなのでボートシーバス・サワラなんかにはちょうどいいかと

掛けたあとの曲がり感も楽しめ釣りの一連の作業がちょっとワクワクするモデル

湿原河川とかのイトウとかわりとありなんじゃなと今になって...

剛竿ではあるものの小技もそれなりに繰り出せるという器用貧乏の中の異端児w

 

GT906-6S

一番楽しみにしてたので出てすぐに買った

このレングスに価値を見いだせるかだけかもしれない

711を使っていて不満がなければ買い足す必要性はないかも

9ftオーバーを使うことでラインの入射角をつけれるだとか単純に飛距離を

プラスアルファしたいというところであればありかも

長尺パックロッドということもあって重量感があるので一日振り切るのは無理w

朝・夕マズメの短期決戦向き

ただ遠征に持っていける長尺パックロッドというのは貴重なのでスペックに

魅力を感じていれば使用感とか正直どうでもよくなってくるw

これじゃなくてもいいけどこれしかないというなんとも不思議な立ち位置

5ft台のロッドにこれを足して中間のレングスは捨ててくというラインナップならあり!

 

FFシリーズ、MGシリーズもしっかり買ってるもののこちらでは割愛

 

Huerco全体の印象として

・比較的抑えた価格

・乱雑な扱いでも気にならない仕上げ

・特化しないだけに物足りないシチュエーションあり

・1本だけでそこそこやりきれる汎用性もあり

・レングスに関しては帯に短し襷に長し感(モデル名に縛り発生してるよな~)

・一般的なロッドと比較して1段強めのロッドなので不意の大物に対応可

・いいんだけどこれじゃなくてもいいから原点に戻る無限ループw

・死んだじいちゃんが言ってたなと離れてみてわかるちょうどいい感

・ジョイントの精度はぼちぼち(そんなにいいわけではない)

 

旅に行くのでパックロッドを持っていきたいと言われたらHuercoが第一候補

 

赤が差し色だと写真映えするよね