ちょっと継いでみない?

パックロッド愛好家が言いたいこと言っとくブログ

印象的だった&う~んだったパックロッド(Monster Kiss編)

忖度なしで言いたいことを言ってみるシリーズ

 

今回はMonster Kiss編

 

パックロッドを専門でやっているメーカーでいくと今回のMonster KIssを含め

ここまで紹介した(する)3社が選択肢になってくるかと思うので一応コレで終わり

ジェットセッターを使い込んできたらそれはまた後で

 

MX-6

いきなり魚の登場である

モンスターキスといえばこのモデルかMX-7というぐらいの定番モデル

海外のとてつもなくでかい魚を相手にしているイメージがあるが写真のような

サイズ感の魚も楽しめるモデルの展開もある

実は20~30gあたりのミノーを飛ばせるパワーもあるのだが軽快に7gぐらいの

ルアーを小気味よく打ち込んでいける軽快さもあり!

小柄だけとちょっとむっちりした子(言い方ww

操作感もよく手の延長線上にあるしっくり感がやばい

うん程よい大きさってあるよね

載せるリールとラインのチョイスでとにかく使用感が変わってくる

MX-6にリールを3種類ぐらい(現行はスピニング用リールシートもある)帯同すれば

だいたいのフィールドはアジャスト可能では??

現在パワーを上げた兄弟機が2本出ているので隙がない...

 

ちなみに一番気持ちよかったのはちょっと強めのライトロックフィッシュゲーム

7gぐらいのリグでボトムを転がしてバイトがあったら送り込んでフッキングという

一連の流れが本当に楽しかった

相手がトルクフルであればあるほどこのロッドの良さが出る気がする

 

MV-55

MX-6でさすがに限界を感じる3g付近まで網羅しようというモデル

通常のMXシリーズと違いどちらかといえば張りのあるMVシリーズ

メーカーの文言をお借りすると乗せのMX-6・掛けのMV-55

感度もこちらのほうがビンビン(当社比)

流れに乗せて転がしていく釣りがMX-6だとするとこちらは流れを切っていく...

そんな印象のロッド

小型の魚と真剣に向き合って遊んでいくわりとマジメでオタク気質なモデルw

 

そして先に紹介したMX-6と併せてめちゃくちゃオフショアの釣りが得意なんだな~

いわゆるSLJからバチコンまでライトなジギングがこなせるブランクス

しかも投げたいときはもちろん完璧

互換性のあるグリップで釣り物に合わせてセッティングできるのは秀逸

 

MV-65
正直使いどころが一番わからなかったモデルww

わざわざこれにする必要性が生み出せなかった

ボートキャスティングとかだとちょうどいいいんだろうな~

MVシリーズの中でバーサタイル(真ん中のモデルがそうだと思うじゃん?)と

思いきや自分の使い方だと完全にスイートスポットがズレてる感じで???

ただ30gぐらいのメタルバイブをかっ飛ばしたときはめちゃくちゃ気持ちよかったww

もう少しだけパワーダウンしてもらえると使い勝手がいいんだが...

 

MV-75

メーカー公言するように雷魚ロッド

いや雷魚ロッド触ったことないけどwww

4ozを上限としたビッグベイトをそこそこ遠投できるパックロッドとしては

このモデルはけっこう貴重な立ち位置

4ozをオーバーヘッドでぶん投げる(この言い方が正しいと思う)

不安感なくビッグベイトの釣りを遂行できるかもしれない

魚を掛けることなく手放してしまったのでわからないが大抵の魚は瞬殺だと思うw

硬くしっかり振り切れるがゆえに1日中使ってるとけっこう体にダメージが来るw

 

MX-5S

やっぱりパックロッドのプロ達が作るショートスピニングって名作が多いのよね

MX-6をまさにスピニングに最適化したというようなモデル

やはりむっちりしたロッド

以前紹介したXTL-511とは対極にあるロッド

あちらがロッドの特性で操作感を出していくとすればこちらはとにかく

手足のように操れる一体感でそれを出していくイメージ

やはりMX-6同様トルクフルな魚を掛けていきたいと思えるロッド

モンスターキスのラインナップの中でも単純に釣りをすることが楽しいと

感じることのできる数少ないモデル(めちゃくちゃ誤解を招く表現)

 

MX-7S

探しに探して手に入れたもののなんか違ったw

苦労して手に入れたロングスピンはだいたい思ってたのと違う現象

ちょっと想像が膨らみすぎるのかと...

今思えばMX-6の血統なのかもしれない

全体的によく曲がる仕上がりにバットはしっかりパワーを残すという

やっぱり巻きなんだよな~

アクションもふわっと浮かすような感じでビシバシやるタイプではないと思う

リールシートがリバーシブルになってるのでロッドバランスが変えられるのだが

なんかいまいち合わないww

なんとなく使うシチュエーションは浮かぶのだけどこれじゃなきゃという決定打が...

ちなみにMX-9Sのグリップ周りを使ったverが評判いいらしい

 

MZ-7

なぜかフィールドで使った写真がなかった

こちらもメーカーの言葉を借りるなら「価格が死んだ」

正直なところ絶対的な価格は高いと思うw

ただ使ってみると確かにそれぐらいになっちゃうよねというところではある

仕舞寸法40cm以下・5~40g・6’6”ft

もうよくわからないよw

持った感じはかなり硬めなロッドという印象なものの負荷掛けるとしっかり

曲がるという使ってみないと本当にわからない系ロッド

あえて既存のモデルで表現するとMV-55のシャープさにMV-65相当のパワーという感じ

見た目の時点でかなりシャープなんだがとにかく操作性がやばいww

やりすぎだと思うレベルw

同社の中でもあまりにレーシーなモデルだと思う

やっぱりガイドセッティングだけでだいぶ変わるのよね~

これに一回り大きなガイドついてたらそれはそれで別物だったと思う

これで7ft超えてたら...天下取れてたのに...(個人的感想)

 

メタニウムスティーズ系のロープロリールが合いそうだけどBFS機もアリ

正直3gとかロッドが曲がらないんだがガイド抜けが凄まじく良いので自重があれば

ある程度飛んでく(スプール性能に依存するロッドだとも言える)

ただその手のリグを使って釣る魚を考えると若干オーバーパワーな気も...

 

メーカーの担当者の方に質問をしても的確な提案をしてくれるし現場で鍛えられた

モデル達だなという印象だったので一気に買い揃えたw

あと揃えないとグリップの互換機構が使えないので...

 

Monster Kissの印象

・仕舞寸法50cm以下へのストイックさ

・載せるリールは選ばない

・MZ-7を筆頭にガイド抜けが良い気がして軽いものも無理矢理飛ばせる

・かなりリールの良し悪しを求められる

・海外遠征多いから堅牢さはダントツ(壊れる気がしない)

・グリップの互換でえげつない程1本のブランクスで遊べる

・逆に複数本買わないと旨味がない(パーツ販売あるのかしら?)

・テスターが精力的に釣りをしてる様子が垣間見える

・ロングレングス(7ft台)が少ないためもう少し欲しいなというところ

・それぞれがそれぞれの組み合わせドハマリする可能性あり

 

モデルがこれだけある中で「使い方」の提案ができる点で飛び抜けてると思う

 

他社を例にすると...(個人のイメージです)

Huercoは「大体の釣りできるように作りましたんでとりあえずやってみてください」

TRANSCENDENCEは「そう!そういう使い方できるんですよ、言ってないけど」

SNS全盛の中で購入前にロッドを使ってるイメージが湧いてくるのはMonster Kissだけ

 

情報の取捨選択は必要だけど選択肢を広げてくれるという意味ではあれだけテスターが

レポートを上げてるのはかなり強みな気がする

TRANSCENDENCEはイベントで話を聞くとめちゃくちゃ情報量多いww

 

正直価格的には躊躇するところ情報があるのでなんとか買う決心が付くという側面も

 

 

はい!ここまで3社を中心に忖度なしで書いてきたものの...

全部手放した!!

 

では次のステージへ!