ちょっと継いでみない?

パックロッド愛好家が言いたいこと言っとくブログ

印象的だった&う~んだったパックロッド(TRANSCENDENCE編)

忖度なく使ってみた印象を書いていく(2023年版)

 

お次はTRANSCENDENCE編

 

ちなみに初期のラインナップを触ってるだけなのでここ数年一気に増えた

新作に関してはもう追っかけられないと感じ買ってません(買えなかった)

バトゥータ以降のラインナップに関しては「それ待ってたんだよ」というのが

多くて釣り具ってタイミング(時合)なんだよなと機会を失っている

 

Botia62S+

おそらく名竿中の名竿といってもいいモデル

少し強めのMLみたいなL竿(すでに謎である)

メーカー推奨だと3~14g

実際遠征で漁港をランガンしていくとまさにちょうどいいウェイト

5gまでのジグヘッドでワインドしたり8gあたりのメタルジグかっ飛ばしたり

場合によっては20gオーバーのジグヘッドワームを投げる

本当にちょうどいい

例えばHuercoのXT711でも似たようなウェイトはやれると思うものの

このロッドが優れてるのは「軽快感」

キャスト・ロッドアクション・フッキングまで全てが軽快

ソリッドティップも完全に入るタイプではなくショートにしているのも

適度に張りを出しつつも軽いウェイトのルアーも難なく飛ばせる絶妙なライン

ジグヘッドをダートさせながら掛けていく感じは歴代のパックロッド中ダントツ

この竿を通過点にバトゥータができてると思うと気になる

ちなみに73モードで使ってるため62は正直わからないww

強めのライトソルトがデキるパックロッドが大抵5ftぐらいのものが多い中で

このロッドの存在意義は大きいし、ほぼ一強という感じ

おそらくチニング・シーバスあたりに適性もあり

 

Currentes82S+

これで中禅寺湖の釣りできるっしょと思ったものの...

2回使用して放流へww

自分にはロッドのバランスがちょっと微妙でタックル全体に重量感を感じてしまって

いまいちフィットしなかった

全体的にボヨンとしたフィーリングで見た目から想像される精悍な感じとは

少し趣が違ってこれコルクグリップだったらまた印象違ったのにと思わなくも...

なんか巻竿って感じですw

良く言えばトルク感のある竿かも

それなりにウェイトのあるルアーをしっかり曲げて弾き飛ばす感じのロッドだと

思うので適合ウェイト下限あたりは楽しくないというのが正直...

これは投げてみて即合わなかったww

 

Pulchra62B+

Botia62S+と並んで金字塔みたいなロッド

メーカーの説明通りティップセクションはMLぐらい

バットにかけてHもしくはXHクラスの強力さ

顕著にそれが感じられるのがキャスティング時

ソフトなティップが十分に曲がり、強いバットで矢のように飛ばす

ぜひキャスティング時はタラシ0で!

タラシを長く取るとULのティップセクションが追加された感じちぐはぐするので

ティップをタラシだと思いながら振り抜くと随一と思えるぐらいのキャストフィール

 

ちょっとヤバいなと思うのはアルデバランBFSからアンタレスDCMDまで

リールとラインシステムでかなり幅広いウェイトに対応可なところ

ガチガチのベイトフィネスは難しいとしても5g前後のちょっとリール選択で迷う

ところでもまぁまぁいけちゃう

シャロースプール入れたメタニウムとかスティーズCTあたりのちょっとライト寄りな

セッティングもあり寄りのあり

逆に2oz程度であればビッグベイトも緊急的に投げれる懐の深さww

 

掛けてもソフトなティップが紙一重なとこでギリギリフッキングしてくれる

寄せるときは強靭なバットで!

身切れしやすい魚種や流れのあるポイントなどでは余裕で寄せられるので

シーバス・トラウト類にも適性あり

 

これだけ褒めちぎってるけどACSリールシートがどうしても無理だったww

 

LateBloomings510+

よくわからずビッグベイトデビューで買ったことを後悔してるw

今なら全く印象は違うのに...

なんというか珍しく尖ったところがなく普通をしっかりできる印象

普通とは何かを深く考えるw

Enhance65B+もラインナップにある今ラインシステムで選ぶべきか...

 

 

TRANSCENDENCEの印象

・基本は明確な魚種・釣法のイメージを具現化したモデルが多い

・汎用性は後付けで付いてくるがその汎用性がけっこうエグいモデルがあるw

・可変システムが特徴だけど実際現場で抜くわけにもいかずロングverが多い

・やっぱりACSリールシートはだめだわw

・パックロッド各社の中でも全体的にロッド重量は軽く感じる

・遠征用と考えたときに堅牢さは見た目に欲しい(なぜか華奢に感じる)

・EVAだったりコルクだったりと仕様に統一感がない

・使用感が1ピースや2ピースのロッド的というかプロ感が強い

・釣り旅というよりは真面目に遠征をするという感じのラインナップ

・ボツになったロッドも多いだろうなと思うぐらいテストの回数がすごいイメージ

・こういう風に使えたらいいなというよりこう使ってみろというメッセージ性

 

パックロッド界隈の中でも明確にコンセプトを感じるのでドンピシャでハマる

人であればこれ以上のメーカーはないと思える

 

自分が手放してしまったのは釣り旅に持ってくにはなんか気を使うという1点

なんとなくバッグに放り込むには「良いロッド」すぎるww

パックロッドとしてはもう少し図太さがほしい

ただし今のプロスペックな感じが魅力なのでこのままの路線でいってほしいw

 

パックロッドであるがゆえに諦めなきゃいけない部分はほとんど感じないメーカー

なので今現在やってる釣りをそのまま遠征先で再現性高くやりたい人にぴったり

 

Pulchra62B+とアルデバランBFSの組み合わせで釣れた変態的な汎用性の釣果w