ちょっと継いでみない?

パックロッド愛好家が言いたいこと言っとくブログ

パックロッド再考

はたしてパックロッドに拘る必要があるだろうか?

これだけパックロッドを使ってきた結果がコレw

 

注意:別にパックロッドメーカーをディスるわけではなく個人の感想ですので...

 

①そもそも仕舞寸法が小さい必要があまりなくなった

きっかけはふとした北海道遠征

ちなみにこれだけ持って行ってるのに一秒も釣りしてないw

このサイズなら別に気にする必要ないんじゃ...

ただし、これは現地でレンタカー使用や単独釣行の場合

ドカッと持って行ってドカッと積むのが通用する遠征であればあんまり気にならない

 

持ってくパックロッドが1セットだけならそのほうが身軽だしいいだろう

これはパックロッダーの中でも宗派が分かれると思うのだが...

・1本で大体の釣りやっちゃうぜ!ビッグベイトだけの遠征だぜ!

・せっかくコンパクトだからいろんな魚種用に数セット持ってくぜ!

どちらかというと後者なので4セットぐらい持ってくわけです

そうするとバックパックに挿して軽快にとはいかない

短くはできてもセット分ピースは当然増えるわけで...

 

何が起こるか

 

せっかくパックロッドにしたのに荷物がかさばるww

そしてこの量を運ぶとそれはそれで破損のリスクが高まる

 

なんかスマートじゃないなと思ってパックロッドだけの構成はやめる

 

スーツケースにパックロッドを入れて預けるより1ピースなり2ピースなりを

カウンターで長尺物として預けるほうが正直安心感がある

正直なところ折れたらどっちにしろ釣りはできないわけでw

パックロッドでスペアのセクション持ってる場合は別として

 

あとパックロッドの仕舞寸法が60cm以下なのは機内持ち込み可能な”サイズ”

というだけであって持ち込めるかはこれギャンブル


壊れやすいものですよというアピールをわかりやすい形でするのは

やっぱり長さだと思う

 

本当に家族旅行の合間に釣りしますか?バイクで釣りしますか?

今年のうちに海外遠征しますか?

するかもだけで揃えるより今を刈り取るほうが健全な気がして...

別に1ピースでも車入るからいいやってなったwww

 

②欲しいスペックのロッドがなかなかない

長尺...

この1ワードだけで敗戦していくパックロッドも多いわけで

いいとこ7ft後半ぐらい、8ftはかなり選択肢が少ない

もしかしたら4ozぐらい背負える強めのロッドはあるかもしれない

10g前後がおいしいLぐらいの長尺は?

そうなってくると長さかパワーどちらかを犠牲にする必要があるので妥協は必要

その妥協をどれくらいのレベルにするかがこれもまた個人差なわけでw

 

2日ぐらいの遠征中に快適ではないけどそれなりにやれるレベルなら良いとして

それを常日頃我慢できるかというと正直微妙w

時間がないから取捨選択の必要があるのでどこかを諦めるのはある意味正解かも

 

「もう少し軽いのが投げれたら」「もう少し長ければ」

 

ここがめんどくさくなったので最初から叶えられるロッドを探すことにしたw

 

素材とか製法の進化があるにせよ、このパックロッドだから出来ることってのは

まだまだ少ないと思う

そのあたりボンバダとかディアモンのMZなんかはスゴイなという感想

 

③破損時のコスト

おかげさまでまだ折ったことはない

どこも免責金額が高いw

以上ww

 

 

ということで最近はパックロッドに拘らずロッドは探してます

いやパックロッド買ってるやんwww

これは意図あってスタジオコンポジットをチョイスしてるのではまた別の話に

 

グリップジョイントの8.5ft

初めてのデジーノブランクスなので楽しみ

 

 

ここで各方面から集中砲火を浴びそうなパックロッドメーカー各社の印象

 

・Huerco

帯に短し襷に長しなことが多いものの出来る幅が広く浅い感じ

全体的にパワーのあるモデルが多いので不意な大物に対応しやすい

意外と癖のあるモデルが多くこのロッドならではの動かし方が存在する

仕上げの部分なのか雑に扱っても壊れる気がしないw

全体的にロッドは重い

だいたいどのリール付けてもそれなりに合う

総評で限りなく75点ぐらい出してくれる安定感w

メーカーのプロモーションがガツガツしてない

1本だけ選べと言われたらHuercoから選ぶと思う

 

・TRANSCENDENCE

明確にこういうモデルだと言い切れる特化型のモデルが多い

しっかりテストしてるんだなと背景がよくわかる

結果的に汎用性も身に着ける場合があるもののラインナップに隙間がある

レングス可変はスゴイと思うけど現場で変えるかと言われると微妙

グリップ周りの仕様がモデルでかなり違うので持ち帰ると違和感がある

どういうわけかタフには見えない

こだわりが強すぎてなかなか世に出てないモデルが多そう

プルクラとボティアは名竿だと思う

 

・Monster Kiss 

さすがの仕舞寸法

さすがのグリップ入れ替え

さすがの堅牢性

同モデルでそれぞれの使い方の提案のプロモーションのうまさ

テスターが全国にいる(気がする)

レングスは短め

使ってみると深みを感じる

”遠征”にフォーカスしてると思う

複数揃えるとできない釣りなさそうに思える

↑複数ないと完成しないスタイルもある

ハンターズのシリーズは絶妙なところをついてる

自社モデルについてかなり理解している

 

 

Huercoがやれる釣りを限定しないスペック

TRANSCENDENCEが特定の釣りに合わせたけど、他の適正は探してみて

Monster Kissがこういうロッドだからこの釣りもできるんじゃない?

 

SNS見るとMonster Kissが抜きん出てる気がする

 

SLJやりたいってなったら、MX-6かMV-55を提案してるMonster Kiss、

よくわからんけどとりあえずできる?というHuerco

どうやらプルクラがその適性がありそうというTRANSCENDENCE

 

出来る・出来るやろ(たぶん)・出来そう(気がする)

このあたりのイメージの解像度の違いかと

 

情報量の多さは正義